【ワン子ブログ】狂犬病

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カブだよん。みなさん、お元気でしたか?

ボクは先週末(2018.05.18)、狂犬病の予防接種を受けました。

獣医さんの腕がいいので一瞬ではあったけれど、痛かったです。

ワンコを飼っていらっしゃるみなさんは、予防接種はお済みですか? これからでしょうか?

どの地域でもこの時期に案内があると思います。毎年4~6月が狂犬病予防注射月間のためです。

月間は全国共通ではありますが、集団接種の機会を設けていない地域もあるそうで、その場合個別接種をするしかありません。動物病院に行くわけですね。

年配のかたは別にして、狂犬病に対する認識は割と低いのではと感じます。理由はいろいろありますが、狂犬病が遠い存在に思えるからではないでしょうか。海外で罹患し帰国後に亡くなったかたを除くと国内の死亡者は1956年が最後で、犬の感染確認も同年が最後になります。

ですが、狂犬病は非常に恐ろしい病気で、発症後の致死率がきわめて高く、AIDSと並んでギネス認定されているほどです。狂犬病の発症事例がない地域としては日本のほか、南極大陸・オーストラリア・ニュージーランドとヨーロッパの一部のみでほぼ世界中で危険性があると思ったほうがよい状況です。情報の閉鎖国家といって差し支えない北朝鮮でさえ、WHOに罹患情報があがっています。ヒト同士の感染は移植によるものを除くとほぼないようですが、イヌ以外からも感染します。ネコ、キツネやアライグマはなんとなく、ああ、あり得るよねと感じられると思いますが、コウモリと聞くとちょっと驚かされます。この病気は哺乳類すべてに感染します。傷口からの唾液(ウイルス)による感染です。

海外で動物に咬まれたら、すぐに傷口を石鹸で洗い、消毒しましょう。致死率は高いのにウイルスは弱いようで、これでウイルスが死ぬこともある模様。ですが、すぐに病院に駆け込み、情報を伝えたうえでワクチン接種を開始するのが無難です。

日本の狂犬病予防法では罰則規定も設けています。同法では最高30万円の罰金の規定があり、犬の登録をしなかっただけでも20万円の罰金になります。なので、「あ~ら、うちのコは屋内から出さないからいいのよ」とかおっしゃらずに予防接種を受けましょうね。

心配性で怖がりのカブでした。それではまた。

追伸:注射で思い出しました。弊社では感染性廃棄物処理も手掛けております。

北海道ではあまり一所懸命ではないかも。でも病院跡地の負の遺産ものなどでは実績がございます。なにかございましたら、ご一報を。お、なんか営業みたいだ。社長、給料くだちゃい。くれないと咬んじゃうよ、お、いかんいかん、そんなことすると狂犬病の疑惑がかかって拘留されてしまうかも。今度こそ、それではまた。

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