コンポストについて、その由来
21世紀に突入するまえ、国内の至るところで問題となったダイオキシン騒動をおぼえていらっしゃいますか? 弊社が拠点を置く安平町(旧・早来町、追分町)もそんな自治体のひとつでした。
古いタイプの焼却炉ということもあり、低カロリーものである生ごみがその原因ではないかとされ、自治体の要請に弊社がこたえるかたちで処理を実施しております。
近年PFIやコンセッション方式で民間会社が一般廃棄物処理を担うのも珍しくなくなっておりますが、当時は非常に稀な事例でした。
その収益性やできあがりました堆肥の供給先の確保などにおいて事業性が厳しい側面があるのは事実ですが、地元貢献という観点から弊社にとりまして重要な取り組みです。
三友早来コンポスト工場
北海道の畜産事業の運営の円滑化に協力することを主眼にコンポストの製造と販売を手掛けました。
有用菌の検索から始め、特殊発酵機を採用した最新のバイオテクノロジーの進歩の成果を織り込んだ設備となっております。
農地の地力低下が問題化している昨今、食料飼料のリサイクルに貢献する事業として地道に育成して行きたいと考えております。
三友早来オーキッド
葡萄温室
環境事業の多角化をさらに進めるため、平成9年からぶどうの温室栽培事業を始めました。
南ヨーロッパ系の生食用高級品種を中心に、先進事業者から導入したボックス栽培法で育成しております。
ここのボックス栽培法では、不織布で外界と隔てた培土箱と高機能温室を使い、養分や温度や湿度を細かく調節して、農薬等の使用を極力抑え、生食用に相応しい優れた品質のぶどうを生産します。
◎ 中間処理施設
令7条の分類 | 施設の種類名 | 処理方法 | 処理物 | 処理能力 | 表示単位 | 主な構造、設備 |
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肥料製造施設(4基) | 発酵装置 | 動植物性残さ、動物のふん尿 | 26.4 | t/日 |