お客様業種
大学研究棟
廃棄物の種類
廃試薬
発生元情報
現場管理者
1.ご依頼内容
大学内にある研究棟取り壊しに伴い棟内の整理を進めていたところ、前担当者の残した試薬や研究途中(化学合成済み)の不明試料等が多数見つかり、当社にご相談いただいた事例です。
お客様ご自身で整理を進めた結果、性状が不明で分別しきれない試薬・試料が大量にあり、要廃棄だが対応方法が不明なため、分類と処理方法の検討含めて当社にて対応しました。
お客様側で処理までの日限が決まっていたことに加え、適正な処理方法に苦慮されていたことから、化学薬品処理の経験が豊富な当社にご依頼をいただきました。
廃棄処分対象の試薬
2.対応方法
ご依頼を請け、お客様に詳細なヒアリングを実施させていただきました。
研究棟の取り壊しスケジュールが決まっていたことから、早急に引取りまでの作業スケジュールと概算見積りを策定。お客様のご承認をいただいた後、作業を開始しました。
営業並びに試薬専門スタッフ4名が事前に研究棟内で試薬の種類や性状ごとに分類、分析資料についても分別、リスト化を実施し、リストを元に最終見積りを作成してから梱包を行いました。
梱包後、リストを元にマニフェストの作成をしていただき、予定していたスケジュールに沿って引取り・処理作業をスムーズに進め、お客様のニーズに応えることができました。
回収前の荷姿
トラックへの積み込み
回収後
3.対応ポイント
お客様が苦慮されていた性状不明品について当社がお手伝いをさせていただいた結果、スケジュール通りに研究棟の解体が進められ、かつ安全確実に廃棄物を処理することができたとお喜びいただきました。
本来は排出事業者様より性状を明示し、中間処理業者に処理依頼をいただくのが一般的ですが、今回のような性状不明の廃棄物については、ご依頼に応じて分類の段階からお手伝いすることで、お客様のご要望に応えることが可能です。
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